功刀 六花(くぬぎ りっか)
夢の中に誘う程度の能力
夢鏡の力で大成功を修めながら、
夢鏡に溺れて全てを失った
ある良家のお嬢様。
紆余曲折を経て、現在は夢を渡り歩く妖怪となり
朽ち果てた功刀邸と共に
わりと気ままな生活を送っています。
誰にでも見えるわけでなく、
意思疎通ができる存在は更に限られます。
神楽達が洋館を訪れた際に、
もし霊の声を聴くことができる祢々がいなければ
それこそ空気のような存在のままだったでしょう。
夢鏡の本質的な価値を知る数少ない人物(?)であり、
そして罪の意識に苛まされていた
童羅(=茜)の記憶を消した張本人でもあります。
なお、夢鏡の映し手は妹の来花で、
生き写しと言える程に童羅と似ていたそうです。